2023.07 埼玉県ときがわ町 三波渓谷 オニヤンマとサワガニと川遊び

おでかけ

川遊びのススメ

〇 昨年に続き、今年も埼玉県ときがわ町の三波渓谷(さんばけいこく)に行ってきました。日付は7月16日で梅雨明けはまだ宣言されていないものの天気予報は38度予報で外で遊ぶには危険なほどの暑さです。7月の3連休の中日ですが、どこに遊びに行くか悩むところですよね。そんなときにおススメなのが、屋内プールや川遊びです。

〇 海や屋外プールの場合は直射日光が気になるところですが、三波渓谷の都幾川(ときがわ)は木々に囲まれているので日陰を見つけるのも簡単です。また、詳細は後述しますが、駐車場代だけしかかかりませんので屋内プールと比較して非常に経済的です。

昼頃の三波渓谷の様子

〇 一方で、デメリットは足場が安定しないことと非常に混雑することでしょうか。大自然の環境を出来るだけ壊さないため、そして三波渓谷はありのままの姿を出来るだけ保護するため、川辺はほぼ何も整備がされていません。そのためレジャーシートを広げるところや荷物を置く場所にたどり着くためには川の中を歩いて移動する必要があります。その際、川底には大小様々な形の石があることやコケが付着している岩があるため、滑りそうで危ないな感じるところもあります。また、限られたスペースのなかに多くの人が集まります。昼頃までにはかなり混雑します。

大自然に生きる生き物たち

サワガニ

〇 川遊びでは定番かもしれませんが、今回もこどもたちとサワガニ探しをして楽しめました。岩の陰等に隠れていて、小さな赤ちゃんから割と大きなものまで観察することができます。

オタマジャクシ

〇 こちらはオタマジャクシです。私が現在住んでいる地域ではまず見ることがないので、こどもたちは嬉しそうにしていました。私がこどものころは水田が家の周りにありましたのでカブトエビ同様に日常生活にありふれた存在でしたが、こどもたちが喜んでいる姿をみるとなんだか複雑な気分ですね。

ニホントカゲ

〇 こちらはニホントカゲです。トカゲはたまに近所の草むらでも見かけますが、三波渓谷にいたトカゲはしっぽが青く輝いていました。珍しいので思わず撮影しました。ニホントカゲという名前も普通すぎてちょっと意外でした。

オニヤンマ

〇 今回はオニヤンマも観察することができました。オニヤンマは日本で最大のトンボとです。間近でみると結構迫力があります。国土交通省の情報によると、幼虫期間が3~5年間で成虫1~2ヵ月ほどのようです。儚いものですね。

〇 今回は写真で紹介できた生き物以外にもアメンボやメダカ?のような小魚も観察することができました。川辺は私の感覚なので正確ではありませんが、体感にして30度もないと思いますし、大自然が残る環境なので普段の生活では観察することのできない生き物を見ることができます。都市部で育つこどもたちには非常に貴重な経験をすることができるのではないでしょうか。

駐車場について

駐車場の案内と料金箱

〇 三波渓谷には公営駐車場があります。写真にありますとおり、小袋に車のナンバーの情報を書いて500円を入れてから料金箱に入れる方式となっています。公式HPにもありますとおり午前8時からとなっていますが、私が到着した7時40分頃には既に10台ぐらい駐車されていました。駐車可能台数はざっとみて50台ぐらいだと思いますので、確実に駐車するためには早めにお出掛けすることをおススメします。川辺のスペースもどんどんなくなっていきます。また、いわゆる繁忙期には駐車場の料金が多少変動するようですので、公式HPで確認をお願いします。

駐車場利用について

最低限のマナーについて

〇 今回、三波渓谷に遊びに行って気になったのは、川辺にゴミが放置されていたことです。火を燃やした形跡が残っており、フライパンと網、そして焦げたビールの空き缶が何本か捨てられていました。バーベキューをしてそのまま帰ってしまったのだろうと簡単に想像がつきましたが、本当に悲しい気持ちになります。私が訪れたこの日に来ていた人はパッと見た限り自分で持ってきたものはすべて自分で持って帰るしバーベキューをしていた人はいませんでした。前日までに来た人が放置していったものだと思いますが、誰か一組でもそういうことをする人がいるとみんなで守っているマナーの意味が薄れ、川が汚れ、生き物にも影響があることでしょう。最低限のマナーは守りたいところですね。

2022年の情報について

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 ■2022.06 埼玉県東秩父村 ヤマメの里親水公園ーカワトンボ

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